墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

家庭菜園と植木

24年4月② 酷いありさま

春の陽気を通り越して暑いくらいの4月の半ば。こうなるといよいよ疑念が確信に変わります。認めたくない気持ちで新芽が出てくるのを待っていましたが覚悟を決めました。いつまでたっても洋梨/ル・レクチェから新芽が出てこなかったのですが、横に置いていた…

24年4月① 生死不明

梨/豊水が開花しました。45㍑プランターで二本ありますが、それぞれ例年通りの樹勢。無印の藍苺/ブルーベリーなども適当に咲いています。手入れもなしに、元気な株は放っておいても勝手に育っています。一足早く新芽が出ていた山椒/サンショウが大きく葉っ…

24年3月③ 徐々に春

また一段と変容を加えられた社会制度も動き出してしまう毎度の春です。軒先の新しい芽吹きが、せいぜいの慰めになってくれるでしょうか。 いち早く山椒/サンショウからかわいい葉っぱが出てきました。これまで特に活用したことはない山椒/サンショウですが、…

24年3月② 毎日ボトボト

あっと言う間に春です。枝に残したままだった柚子/ユズが雨風の度に落ちてきます。 実が色づいた当初、綺麗なうちに近所の人達にも数十個は使ってもらいましたが、それでも到底ひと冬で処理できる数ではなく、ほとんどはそのまま朽ちて土の養分になっていく…

24年3月① 一反1万円(年)の畑

普段の山を背にした暮らしに慣れていると、360度開けた地域に出た時に方向感覚を失います。とある平野でため池を見渡せば、先人の方々の団結や苦労が伝わってくるようで、これまでの人生で知ることがなかった別世界。つまり縁もゆかりもなかった土地に立…

24年2月③ 栗の樹の救出作業(中)

春になる前に栗の樹の救出をしておかなければなりません。コガネムシの幼虫が眠っているであろう鉢から移し替えます。高さ2㍍50㌢ほどに成長していた栗/銀寄、それが片手で持ち上げてみただけで苦もなくスポっと抜けました。グラグラとしていたので根っこ…

24年2月② 栗の樹の救出作業(前)

軒先の栗/銀寄は成長が早く、たちまち高さは2㍍を越えて大きな鉢に植替えが必要なほどだったのが、この3年4年は元気もなく停滞をしていました。むしろ細くなったような気配に肥料を加えながらも、鉢植えではここらあたりが限界なのかなと思いながら、夏場…

24年2月① 冬場の柚子

柚子/ユズの取り木に成功したうちの一本。本体の樹とは別の家の横に置いています。この写真では葉っぱがちょっと丸まっていますが、この冬の間に葉っぱの色合いは随分と綺麗になりました。元々は黒くすすけていたのですが、勝手に落ちていきました。縦横4メ…

24年1月① 鉢植えでクルミ

6年ほど前に楽天市場で購入した胡桃/クルミですが、多分『菓子クルミ』と分類されていたはず。普通、樹の苗などの発送は細長い段ボールに梱包されているものが、届いたのは小さい正方形の箱でした。2000円プラス送料でボールペンみたいな小さい苗を受け…

23年12月③ かわいい実が一つ

畑を借りられるかどうかの話があって下見をしましたが、思いのほか他の人の家が近くにあって、雨風で葉っぱがそちらの敷地に入っていったりしたらと気を遣うし、まだどうなるかは分かりません。それで庭もない住宅地内での家庭菜園ですが、家の周囲には無花…

23年12月② 出来ればタダで増やしたい

柚子/ユズの取り木ですが、傷を入れた枝に細いビニールを巻きつけて発根を促してきました。こんな感じで10分の3の成功率。まぁ良い具合でしょう。しかし枝にビニールを巻くという作業は、なかなか面倒で難しいものです。ヒラヒラの素材が枝の角度、高さ、…

23年12月① 柚子の一次収穫

昨年は申し訳程度に4コだけの結実だった柚子/ユズですが、今年は二年周期に則って唸っています。近所の人には勝手に取ってもらっていいからと言ってあるので、垂れ下がっているところから順にポツポツと10コほどなくなっています。大きくてキレイな実を見…

23年11月① 柚子の取り木は成功3割

時間がなくて少し日数が空きましたが、11月初旬の気温が下がった日、柚子/ユズの取り木を仕掛けている枝を確認してみると発根がみられました。この時期から鉢上げするのもどうかと考えましたが、このまま一冬を越すのも不安なので枝を切り落としました。上…

23年10月② トウモロコシは弾けず

玉蜀黍/トウモロコシですが、どう見ても枯れているので刈り取ります。 元々発芽のタイミングも遅かったので、今季は間に合わなかったということでしょうが、足早に秋が深まったからだけではなく、土不足、日照不足もあったと思います。ただ、もう一ヶ月早け…

23年10月① カナブン?コガネムシ!?

もう暗くなっている夕方の時間帯、帰って植木の水やりをしようとしたら、栗/クリの樹を植えている土の上に何かの幼虫らしきものが数匹、横たわっていました。後で調べてみようとカメラを向けると、こちらの気配を感じたのか急に動き出して土の中に潜ろうとし…

23年9月④ またまた何か出てきた

日当たりスペースも質の良い土も残されていないのに、勝手に生えてきている玉蜀黍/トウモロコシですが、先っぽに変化が出てきました。 そして数日後には脇芽からも変化が。どうやら雄花と雌花ということのようです。玉蜀黍/トウモロコシは自家受粉しないそう…

23年9月③ イチジク1コ

鉢植え二年目となる無花果/イチジク。夏前から次々と実(花)が生りましたが、どれも小さく、甘味も風味も特にないものばかりでした。が、金柑/キンカンや山椒/サンショウ、柚子/ユズに洋梨/ル・レクチェに囲まれて奥まったところに1コ、熟したそこそこの実が…

23年9月② 勘違い

日記にはほとんど残していませんが、うちの家庭菜園の圧倒的主力は無花果/イチジクで、大小60鉢ほどを置いています。そのほとんどが一般的なドーフィンというおもしろくない構成となっています。さらに全てが2年目か3年目ということで、実は生りますが小…

23年9月① 柚子の取り木(1)

植えられてから40年から50年は経つ、家の前の柚子/ユズ。子供の頃から特に気にかけたことはなかったのですが、7年前に突然の『爆発』がはじまりました。以来毎年成長は続いており、それまでは身長と同じくらいのまま全く変化のなかった背丈が、枝をかな…

23年8月③ 今年の梨は全滅

今年の梨/豊水は20コ程を枝に残して熟するのを待っていたのですが、まず強風で枝を一本折れてしまい、その後カナブンの襲来を受けました。これは初めてのことです。 贅沢な齧り方をされました。 こらが大きな損失でしたが、その後に台風に伴う強い雨風が通…

23年8月② 雑草みたいなトウモロコシ

元は貰った産地直送の玉蜀黍/トウモロコシ。凄く美味しくて、そのうち一本の先を切り落として何となく無花果/イチジクの鉢に置いていたら、雑草みたいに生えてきていました。せっかくなので固まりから元気そうな苗を選んで植え替えてみることにしました。し…

23年8月① 新たな害虫

風雨で折れた梨/豊水の枝を挿木していました。前回と同じアングルの写真で見比べてみると、摘果した実は朽ちましたが挿木の実は残っています。やはり水を吸い上げて生きていたようです。しかしここまでの気配。枝が黒ずんできました。根っこがなくても延命は…

23年7月③ 何か生えてきた

無花果/イチジクの挿木をしているフェルトの鉢に、ふと雑草が伸びてきていたので反射的に引っこ抜きました。二度三度ギュッと掴み上げるもポロっとした感触がおかしくて手を止めると、根っこに黄色い粒が付着しています。あれ?と2、3秒考えてようやく思い…

23年7月② また折れた

夕方も暗くなって「はっ!」と気付いたら、梨/豊水の枝がまた一本折れていました。 先の方の枝は細すぎて重みに耐えられないようです。 まだまだ大きくなる途中でしたが。 どちらかの実を摘果しておくべきだったのか。 しかし、今回の枝に生っていた2コ合わ…

23年7月① 折れた梨の延命

先月の風雨で枝が折れた梨/豊水ですが、その枝を3つに切り分けて土に挿しています。別にここから再生してくれるとも考えていませんが、ダメ元でも一応様子だけ観察していました。すると、折れて垂れ下がっていた枝の先でシワシワになっていた実が、少しずつ…

23年6月① パッキリ

大きな無花果/イチジクの葉っぱの上に、枯れた栗/クリの花が落ちています。もちろん地べたにもたくさん落ちていて、梅雨に入っている頃合いを知らせていました。 葡萄/ブドウの実に成長しそうな気配だった先っぽは雨にうたれて枯れ落ちてしまいました。同じ…

23年5月② しぶとい品種

今年も苦瓜/ゴーヤが勝手に芽を出してきました。もう場所がないのと当たり前ながら食べても苦いということで、こちらから遠慮していると言うか種を蒔くことはしていないのですが、毎年そのしぶとさには感心です。芽を出してきた分に関しては、せっかくなので…

23年5月① 各種順調

ひょっとしてこの粒々が葡萄/ブドウの房になるのでしょうか。はじめて見る形態なのでしばらく様子見です。 胡椒/コショウの育苗に再挑戦するか迷っていましたが、少なくとも今年度は見送ります。枯れたままで未練の残る胡椒/コショウの鉢に、いつものスーパ…

23年4月② 春の成長

胡椒/コショウの苗を家庭菜園の中心に据えて楽しんでいくつもりで、一年前の今頃に購入した苗は秋口までは順調。 しかし本州の冬を乗り越えることができず。最期の希望を賭けて鉢を移し替え、春の陽射しで蘇生を試みるも叶わず。 細くて黒い針金のようになり…

23年4月① 和梨の方は鉢植えでも花を咲かせます 

今年も例年と変わらず、桜よりも一週遅れで満開の準備を整えていた梨/豊水です。農家でもないので予め芽を摘んだりもしません。 満開に咲いてもらって受粉作業も全て自然の成り行きに任せます。そして生った実も薬品を使わないのでほとんどをシンクイムシに…