墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

24年6月② 無花果のタコ足

無花果/イチジクですが、各種を大小、剪定済みに放置株、挿木に譲り受けた鉢など雑多に合わせておよそ150株。うちの家庭菜園内では最多の勢力です。これらを借りた畑に持って行ってからが本番ということで、そうなると無花果/イチジクがメインの日記になってしまいそうな気配もあり、今のところはあえて日記に残してきていない訳です。


他よりも多くの土を与えられた45㍑のプランターに入れているドーフィン2苗が、ほぼ放置であってもこの二年間で一番大きく育っており、これはこれで考えものとなっています。
どうやって遠くに借りた畑に持って行くかということで、もちろん車でということですが、乗せるには枝を剪定して半分くらいのサイズにするしかない様子。ちょっと重さを試すために動かしてみようとするとビクともしません。その際にハッっと気付きました。


普段覗いていない反対側に回ると、無花果/イチジクの根っこがプランターを突き抜けてモルタルの隙間に入り、そのまま家の下の土台に向かって潜り込んでいました。
分かり難い写真ですが、隣りの家との境界である溝のブロックが押し拡げられて崩れそうになっており、近隣トラブルに繋がるのは嫌なので慌てて鋸を滑り込ませて切断しました。
どれだけ貪欲なのでしょう。聞いた話しでは、ある程度で枝を伸ばすことを諦めさせた方が果実が生りやすいとのことですが、この調子ではどこまでも大きくなるために突き進む勢い。プランターを直に土の上に置いていたのであればまだしも、建物の下の基礎を目指して根を伸ばしているのですから、これもまた凄い生命力です。
            庭なし家庭菜園日記