墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

24年7月① 成功なのか失敗なのか

この家庭菜園と植木のカテゴリーで以前にも記していた、スーパーで売っていたキムチの空き容器を用いて仕掛けた柚子/ユズの取り木の様子を確認してみます。
ひと冬を越えて夏前になり、なんらかの変化が現れていることに期待。
ちなみに、ネットで検索すれば果樹の取り木の方法はいろいろと出てきます。取り木ボールとか水ゴケとか、何㌢の幅で表皮を切り取ってとか。
自分の場合はそんなスマートな作業ではなく、ザクッと枝を割り、その裂け目の周りに悪戦苦闘をしながら土を定着させるというもの。
そして今回の作業、これまでより高い位置に上手く仕掛けることができた自信作でした。枝を手繰り寄せて仕掛けを開けてみます。


が、失敗・・・・・・。

これまでの成功例では、切り込みの裂け目から癒傷組織が盛り上がり、そこから根っこが生えてきていたのですが何の変化もありません。
どうやら覆う土が切り込みの位置から微妙にズレていたようです。蓋も利用していたので途中で土がこぼれることはなかったはずで、おそらくソフトワイヤでギュッと固定した加減で当初からズレていたのでしょう。
形だけは上手に出来ていたのですが仕掛けの機能としては不十分で、楽しみにしていたところで無駄な時間だったという結果。
作業の確認が難しい高い位置だったこともあり仕方がありません。残念ですが諦めてこの枝は剪定ということで鋸を入れました。
しかし、容器を再利用しようと切り離した枝から外してみると、


!?
土で覆われていた箇所から変則的に根が出ている!
この切り口の先の箇所から発根しているのはこれまでなかったことで、失敗しているものだと決め付けてしまいました。


こんな感じ。


しかしこの枝のサイズの根っことしては小さすぎます。本来なら切り離すのはもう少し経過してからの方がよかったはずで、ひょっとしたら枯れてしまうかもしれません。
しばらく様子を見てからの成功か失敗かの判断になります。

            庭なし家庭菜園日記