墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

24年6月③ 柚子の定着

 以前、柚子/ユズの取り木の成功は2本と日記に残していましたが、植え替えて定着しているものは3本あります。別々の場所に分散させているので勘違いで間違えていました。これまで10回以上取り木を仕掛けて発根した枝は4本、そして1本は鉢に植え替えた後の定着に失敗して枯らせてしまったという具合です。
 取り木した柚子/ユズはそれぞれ腰の上ほどの高さから独立した樹齢を再開していますが、1本は昨年のうちに花と小さな実を付けました。これは以前の日記にも残しており、そこから新しい枝も伸びていて大成功。種から発芽させると何年もかかるところ、一年目からの結実は取り木の長所です。
 そして残る2本は枯れてはいませんが新しい葉っぱも出てこず、何の変化もないままでしたが、6月に入ってからそのうち1本の枝先が非常にゆっくりとしたペースでふくらみ始め、梅雨の時期になってから白い蕾となり、ポツリ、ポツリと季節はずれの開花をしています。
 まだ体力がないということなのか一連の流れは非常に遅く、そもそも時期もズレています。植物の旺盛に根や枝を伸ばす姿にも生命力は感じますが、このように少しずつでも確かに生きているという変化を見せてくれる姿も感慨深く、うれしいものです。
            庭なし家庭菜園日記