墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

 年末から順に六軒向こう・七軒向こうの家が取り壊された件を日記に残したのは、その片方が知らぬ間に空き家になっていたことに対する驚きもあったからだけど、三軒隣りのおっちゃんも昨年亡くなっていたと知り不穏に。柔道選手のようなどっしりとした体型でのっしのっしと歩き、とても病気持ちには見えなかったし、うちの親よりも一まわり以上若いはず。
 何が不穏なのかと言えば、あのおっちゃんは、いつもつまらなそうな表情で俯き気味に歩いていたけど、ある時、ふとガラスに映った自分の歩き姿がそれに似通って見えて『あっ、俺の歩いている姿って、ひょっとして傍から見たらあのおっちゃんみたいなんか?』と、気付かされていたことがあったから、何か自分の背中にも同じ様なモノが憑いているのかもとの不穏。

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1/31(夜)~2/1(日)マザーズ指数先物 松井証券先物OP余力情報より
残り 買い1枚 売り3枚

騰がりきったままでも売りを追加する資金はなく、下がって来る展開を待ちながら買いでも入れず。風待ちの足止めが続く。
利上げをおり込み済みで反転するかもと身構えていたら、全く関知せずにそのまま下げ相場を加速させるものだから、マザーズにもう上がり目はないと判断して下方向にアクセルを踏んだ。するとそこから続騰。戻って来ずの読み違いで危機に直面。月末に必要となるカネを一時投入で追証回避。
売りを成行で注文するなど早まったのは事実。追跡指値で様子を見るべきだった。買いと2枚差をつけて短期勝負を目論だのも慎重さがたりなかった。
しかし、先週の値動きの中に身を置いてみると、ここまでの展開は6号艇にまくられるような買い目で予測不可だった。
やっぱり建玉の持ち越しは危険。持っている最中に状況が変化していく。その変化を追いかける際に持っている建玉が足枷になる。そして無理に追いかけてはまた足枷が増えるという負の振幅。この構図は身動きが取れなくなる人生そのものだという絶望を、日経先物miniとミニTOPIXで進歩なく浪費した二年間で痛感させられ、一度は惨めな退散をしていたはずなのに。
この危機を脱することができたなら、今度こそ一日先物に徹すると誓って待つ。

現在設定している短期の目標

持ち越している建玉の処分
再度下げに転じるまで耐える

使える証拠金が戻らないことには具体的な次に進めない。これも人生と同じ。