墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

23年12月① 柚子の一次収穫

昨年は申し訳程度に4コだけの結実だった柚子/ユズですが、今年は二年周期に則って唸っています。
近所の人には勝手に取ってもらっていいからと言ってあるので、垂れ下がっているところから順にポツポツと10コほどなくなっています。大きくてキレイな実を見繕って20コほどを付き合い先に持って行って、あとは家で加工を試みる為に適当に獲り込んだ袋を数えたら70コ。それらを除いてこの状態。画角に収まるのは枝振りの半分以下。
合わせて一本の樹に250コほどか、それ以上の実を付けたということのようですが、正確に数えようとしても必ず途中で分からなくなります。
肥料も農薬も与えていませんが、40年間蓄えてきた底力を感じさせます。

ただ、離れて眺める分には鮮やかで、道を歩く人もよく誉めてくれるのですが、部屋の中で個別に見てみると大きさもマチマチだし黒ずみも目立つのが難点です。
実がくっ付き合っている部分が黒くなってしまうので、やっぱりスーパーで売られているものは農家の人がきちんと間引いて風通しもよくしているのでしょう。
商品にしようとすれば手間がかかるということで、200コだ300コだと無邪気に数えている場合ではないですが、個人消費の家庭菜園と言っても、どうせ処理しきれずに大量に余ってしまうのであれば、次回からは半分を目安に摘果してしまおうと考えているところです。

庭なしの住宅地では枝先が隣りの家の敷地に届いてしまっているので、実を付けない周期の来年は枝を切り詰めないといけませんが、ただ切って捨てるだけではもったいないですし、引き続き探求をしながら取り木に挑戦していきます。

            庭なし家庭菜園日記