墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

23年8月① 新たな害虫


風雨で折れた梨/豊水の枝を挿木していました。
前回と同じアングルの写真で見比べてみると、摘果した実は朽ちましたが挿木の実は残っています。やはり水を吸い上げて生きていたようです。
しかしここまでの気配。
枝が黒ずんできました。根っこがなくても延命は可能とはいえ再生までは無理、という結果になりそうです。

それよりこの齧られた実。
5コほどがやられています。

暗がりで動き回るのでピントが合いませんが、現場は押さえました。

7月の中頃から、日が暮れるとカナブンが何処からともなく飛んで来て、栗/クリの葉をカジカジと音を立てて食べていたのです。

はじめて見る光景で、そんなことあるのかと信じられませんでした。

栗/クリの葉は穴だらけにされて枯れていきました。

そして栗/クリの葉を一通り食べ尽くしたカナブンが、次に隣りにおいてある梨/豊水の実をダイレクトに齧りはじめたのです。
カナブンというのは樹液を舐めるだけの昆虫だと思っていたので、栗の葉や梨の実でも音を立てて食するものだとは知りませんでした。
そもそも、カナブンが住宅地の玄関先に集まることなど変異のようなものです。何かの周期年だったのででしょうか、多い日は夕暮れ時に20匹くらい飛んでいました。

何も対策はありませんでしたが8月に入った途端にいなくなっています。寂しくはありません。
            庭なし家庭菜園日記