墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

23年7月① 折れた梨の延命

先月の風雨で枝が折れた梨/豊水ですが、その枝を3つに切り分けて土に挿しています。別にここから再生してくれるとも考えていませんが、ダメ元でも一応様子だけ観察していました。
すると、折れて垂れ下がっていた枝の先でシワシワになっていた実が、少しずつ膨らんで元の形に戻ってきました。
生きているということでしょうか。

気のせいなのかどうか、摘果したものを横に置いて比べてみました。
何日か経つと、当然に摘果したものはシワシワになっていきます。しかし折れた枝を挿木にした方の実は変わりありません。
花瓶に挿した花と同様、根がなくても細い枝自身で水分を吸い上げているようです。
一つの穂先から二つの実が生りかけているものがあったので摘果。

          新たにこれも横に置いておき数日後を比べてみます。

これが短期的な延命に終わるのか、持続的再生に向かっていくのか。
ネットで検索しても梨/ナシの取木は全く出てこず、だから途中の節から発根する類ではないのでしょうが、万が一があれば儲けものです。


この梨/豊水の本体の樹は順調に20コほどの実が育っていますが、細い枝がまた折れてしまいそうなほどで、もう少し摘果するべきか考えるところです。
どうせこの後ムシに食べられる個体も出てくるので加減が難しいのですが。          

            庭なし家庭菜園日記