兵庫県知事に関する騒動が長引くにつれ、大手メディアにはもっと他に報道することがあるはずだという声があちらこちらから飛ばされるようになった。まぁ公平・公正を喧伝するのならばその通りだなと思う。
外務大臣の賄賂受け取り疑惑、大手銀行の金庫窃盗、証券会社の放火強盗、移民が重大事件を犯しても不起訴連発との情報もあるが真偽はどのようなものなのか。どれもこれも安全な社会生活を波及的に脅かすおそれのある重要関心事。しかし報道しない自由を徹底。公職選挙法に関する疑惑もももちろん放置はできないのだろうが、相対的なバランスがやはりおかしい。
ただ、この不公正・不公平は今にはじまったことではない。
自分なんかは面倒なので品種登録がされているものには手を出さないように注意しているが、種苗法は苗販売のカタログなどでもしつこく警鐘がなされている。開発者の利益が守られるべきであることは間違いはなく、侵害する者には相応の罰が必要であることに異論はない。
が、12月3日の場合では全社横並びで種苗法違反者の摘発を垂れ流し。以前からずっと、この手の報じ方にはイヤな気分になる。罰は必要だろうけど報じ方。
明らかに捜査機関の手柄を周知させるために用意された『広報枠』であることが伝わってくるからだろうか?自称報道番組に公平性などあるわけがないという事実。
巨額・巨悪の事件よりも弱小個人が小遣い稼ぎに犯した罪の方が深刻で、大手メディアと捜査機関の馴れ合い申し合わせを優先すれば、逮捕者の名前も顔も全国に晒すほどのことになる。
さらに気持ち悪いのは与えられた感まる出しの作文朗読。日テレ系列が読み上げた逮捕者のうち一人の供述は絶対に作りものだと思う。
何かしらを連日ずっとこの調子だから、公平・公正の線引きが無茶苦茶なのは今回の兵庫県知事に関わることに限ったはなしではないし大なり小なり。大手メディアには公平性だけではなく独立性もありはしないことは当たり前。それで自らの値打ちを語るものだから気持ち悪い。
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重要指標の通過で何かが起こるかとの怖さ半分・期待半分だったけど、特に変化はなし。状況は苦しいまま。
余力現金がないから0.02万通貨前後の売買で数円ずつを削り出すのがやっと。今、おそらく世の中でもっとも薄いFXを本気でやっている馬鹿が自分なのではないか。