墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

23年3月① スーパーで売られている金柑も食べてみる

 スーパーで並んでいる金柑/キンカンの量が少なくなってきたのを見て、そろそろ旬の終わりを知らされます。やっぱり一回試食しておこうかと手に取りました。


8コ入りの小さいパック。


鹿児島県産の立派な実と、


玄関先の鉢植えとを比べます。


 圧倒的な個体差。これでは比べるまでもないと思っていたのですが、やっぱり気が変わって試食してみようとなったわけです。
 玄関先の金柑/キンカンは大きくて色艶の良いものから先に食べてしまっており、残った下級の中からとはいえ一目瞭然。
 この一月の時点で残していた分は、そこからさらに大きく熟していくことを期待して待っていたものの、結局変化はありませんでした。


 ちょっと見えていませんが種はどちらにもあります。ただし簡単にポロっと落ちるので気にはなりません。そして一番の甘さはフサの外側にあり、表皮の爽やかさと相まって最高に美味しいのですが、丸ごと食べることもできます。

 まずは買ってきた実を口に入れてみます。
「うん、うん、美味しい」と、健康的な甘さに身体が喜びます。
続いて玄関先に生っていた実を食べてみると、
「んー?」
「・・・」

 これは本当に正直に言いますと、意外にも味覚に大きな違いはありませんでした。小さくも違っていないように感じます。どちらも金柑/キンカンが好物になったと言える美味しさです。1コ(粒)20円ちょっとで売り物になるかどうかの違いはサイズ・形・色で、そこが肝心。玄関先の個体では誰かに提供などはできません。
 しかし、思い直して今シーズンのうちに食べ比べておいてよかったと思います。自らで消費するのであれば味覚さえ良ければ問題なく、健康的かつ完全無農薬保障で美味しい食材がキープされているということで、それを確認できて満足です。
 年ごと100コは見込めます。