墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

 無いところからかき集めて元手30万円で信用取引に戻ってきている。つまりこの世で信用取引をしている者の中で最弱の存在からすれば、少しの信用金利と手数料の違いでも心理的な足枷になる。松井証券は使いやすく愛着もあり、安く売買をさせてもらっていると漫然と思い込んでいたが違った。ほとんど二年間信用取引から離れていたからこそ相対的変化に気付いてしまったが、いつのまにかネット取引ができる証券会社の中で金利も手数料も実質的に一番高いのが松井証券となっている。一通り確認したから言い切っても間違いない。

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東海東京証券 信用取引についてより

 東海東京証券の買い方金利0.90%が突出していて平穏でいられないが、これ以上新たに口座の数を増やすのも労力になる。幸い他社Cの一般口座なら開設済みなので、そこに近い将来のうち、健やかな信用取引のために他社Aから乗り換えなければ。
 小さなことのようだけど弱小が取引を持続させていくには肝心なことと実感。昨日・今日と最初は小さな心理的圧力だったことを始まりにして、単純にカネだけではなく、多くの時間を無駄にする流れに繋がってしまって苦しめられている。

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制度信用 買い/売り/計
松井証券株式売買損益より

(7012)川崎重工・(3436)SUMCO・(4204)積水化学の買い100株づつの仕込みのバランスには翌日に期待を持てる手応えを感じていた。が、昨日も記した不始末。
残り3分を切ってから1日信用で入るはずもないだろうに、それが制度信用ではなく一日信用で約定していて、夜になって気付いて目を疑ったが未だに信じられない。
そして今日の結果は案の定で奇跡は起きず。朝イチで1日信用の強制決済3200円×3銘柄。それに(7012)川崎重工が下げて始まったのでマイナス1万2248円からのスタート。
かえって傷口を大きくする危険を承知で(9984)ソフトバンクGの一日信用で取り返しに向かい、必死に食らいついてマイナスを半分までにし、後場にもう一段戻そうとしたタイミングで大波に往復ビンタ。それからは逆・逆・逆・・・。

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1日信用 買い/売り/計
松井証券株式売買損益より

15時過ぎにマウスを叩きつけたのは、一時は挽回可能かと思わされながらも、結局は予感した通りに傷口を大きくしただけで終わった徒労の苛立ちからだけではない。(3436)SUMCOはここ連日のまま寄りで処分の機会はあったし、(7012)川崎重工はトラブルで大きく下げてきているところなので数日持ち越しても何も焦ることはないうえ早速午後から戻してきていた。それより何より(4204)積水化学、これが万舟となった衝撃に悶えた。錯誤さえなければ会心の1日だっただろうに、苦しい目に遭いながらのマイナス1万円超は受け入れ難い。上下2万5000円の結果の振れ幅は、明日のない中で最小規模の売買をしている身からすれば痛すぎる。もちろん自分に責任があるうえ、極めて貧乏臭い嘆きであることも承知だが。

引けで(9107)川崎汽船の買い100株。数字などは見ずに半ギレ成行。一発1万円以上の利益で気持ちを抑えてくれそうな可能性のあるギャンブル銘柄であるというだけ。金曜に救われておかないと土日が地獄。

現在の目標
少しでも抵抗を示す
元手は信用取引可能な最小額の30万円