墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

 説得して父親にもスマホを持たせることにし、ネットで機種変更をしようとしたが案の定、自分のauのIDパスの意味も必要性も最初から認識しておらず管理不明、アクセスできず。仕方なくコロナ禍の店頭で変更。しかしその分しっかりと説明もしてもらったし、納得した父親の様子を見てこちらも一安心をしていたのが1年少し前のことだった。
 なぜお年寄りが真夏にクーラーをつけないかということを分析した誰かのブログにすごく納得したことがある。そこで紹介していたことを解釈すると、現役時代は外国でもエンジニアとして働いていたような人が、最新の機能を上手く使いこなせない自分と向き合うのが嫌で、自らの老いを受け入れる苦痛を本能で避けている、ということだった。また、そのような人達に若い世代の常識で『ログイン』などの概念を教えることはとても難しいということだった。
 通りすがりでそれを読んだのが、ネット社会に触れず一日テレビの前で何の価値もない新聞を穴が開くほど見つめている新幹線の運転士だった父親の後ろ姿に、いよいよスマホを持たせないと認知症でも発症しかねないと危機感を持ちだしていた頃だったので唸った。
 そして父親がスマホを全く触らず放置したままにしていることに気付いたのは、せっかくそれを持たせてから3ヶ月以上経ってからのことだった。

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 6/2(夜)~6/4(日) ミニTOPIX 松井証券先物OP余力情報より

2営業日続けて朝イチから跳ね騰がられては追いかけることはできない。特に今日は深夜のダウ・ナスダック共にマイナスで引けた後、日経も反落したにしては指数先物は固かったように思う。
来週からは9月限の売買が増えていき、もうここから6月限に大きな動きはないだろうなと諦め。
この6月限も散々振り回された。また馬鹿みたいに振り回されたのに、指数は結局2ヶ月前と同じ水準に戻ったところで終わりを向かえる。この虚しさ。