墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

 とりあえずコロナは一段落の方向のよう。しかし、もうコロナ後の世界がスタートしていて自分なんかは取り残されていくんだろう。

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5/13~5/14 日経225先物mini 残り 買い3枚 売り2枚

先物はいつも11時30分を目処に上昇していたが気配なし、むしろ今日は下がるのかと見ていたらドカンと始まった。売りの1枚を離してしまったせいで含み損が拡がる。とにかく各記事・ニュースと全く連動しない。日経に関する記事なんか日刊スポーツのボートレース予想と似たようなものなのか。

下手に動いた方が酷くなりそう。待つ。

 自分が子供の頃、町内の世話役だったおっちゃんが認知症になっている話は聞いていて、少し前にもその事を記していたはず。先日、付き添われて散歩をしているところを見かけた。あんなにテキパキと率先して動いていた人が・・・まだ70歳前後だと思うが、脳のメカニズムは不可思議だ。
 そして自分が今一番恐れているのがまさにこれだが、今のままでは対応できない。父親に介護が必要になったらという暗闇。本人は自分の終活などは一切考えていないし受け入れないだろう。息子が一切の面倒をみてくれるものだと信じているフシがある。
 大阪府吹田市で80歳台の夫婦が自宅の火事で死亡、次男逮捕のニュース。「子供の頃から両親に恨みがあった」とのこと。近所では手を添えて連れ出したりして面倒を見ている様子も目撃されていたらしい。が、外から『普通』のように見える姿は、『何でも親のせいにするな』というような世間の声も含めて本人が我慢を飲み込んで耐えているだけなんだということ。折り合いを設けて長年奥歯を噛み締めている自分には分かる。
 こちらが世話をすることになった時の為に、何とか少しでも信頼関係を形成しておきたいという気持ちで接しているが届かない。逆にほったらかしたら薄情な息子だと嘆いてみせたりするだろう。しかし、この土日も勝手な馬鹿に裏切られて今週は死にたいほどしんどい。こうやって前向きに生きる時間と意欲を削られてきた。
 独りでも全てを打開するきっかけを株取引きに求めているがなかなか。

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5/12~5/13 日経225先物mini 残り 買い3枚 売り3枚

夜間セッションの終わりにかけてニューヨークに引きずられたのか急降下。つられて売りの1枚を動かしてしまった。しかし一転朝から上昇。売り買いの建玉の値幅を拡げたくないので様子見を続けている。

 少し前に日産証券の口座を開設。当初は松井証券より手数料の安い日産証券へ先物取引の場を移す予定でいた。コロナ相場で資産を失ったのは自分の知識不足・経験不足・判断ミスであることに間違いはなく認める。しかし・・・逆恨みではあるが、道中で悪化する展開を招き入れた発注ミスが幾度。もちろん落ち着いて確認すれば間違えるものではないが、発注ツールにどうしても1箇所納得がいかない不満があったのも他の証券会社を探す理由であった。
 そして判ったこと・・・松井証券が一番使いやすい!段違い。改めて他の証券会社のツールも確認できる範囲で見てみたが、やっぱり松井証券でやっていくしかないようだ。
 せっかくなので日産証券の口座はゴールド(現日)取引きに使うことにする。

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5/11~5/12 日経225先物mini 残り 買い2枚 売り2枚

枚数は残ったが売り買い同数、値幅も1万円前後の範囲でまとまっているのでまずまずの一日か。
とにかく気持ちを切らさず積み重ねていくしかないが、このペースでは今月も信用取引が可能となる水準までは難しいかも。今になって触りたい銘柄はあるのになぁ。

 

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 「リスク管理の高度化を目的として」とは実に端的で無駄のない説得。先物取引に必要となる証拠金が引き上げられるらしい。コロナ騒動の猛威中、週ごとに証拠金がガンガン上昇。そのことも苦闘に加担していたのは間違いはなく、ようやく最近元に戻ってきた(下がってきた)ところなのにゾッとする知らせ。おそらく今回のコロナ相場でやらかした人達が全国に相当数いたのだろう、参加資格を厳しくした後どのような変化が現れるのか。しかし大元の基準から1,4倍とはプレッシャーになる。

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5/8・5/11 日経225先物mini 残り 買い0枚 売り0枚

やはり前々営業日終了間際の油断・失態は挽回できず。前営業日の途中段階でも耐久戦を放棄しておくべきだった。結局間違いと解っていながら枚数を増やして踏みこんだ10秒後から一度も流れは戻らず。
一時退場から1枚分の証拠金で再開後、およそ1ヶ月でコツコツと回復させた20万円がガッツリ飛んだ。
ただしこの損切り後の夜間セッション終了間際、月曜日の日中、そして営業日が変わって現在夕方と、窓を開けながらの急騰が続いているので救いはなかったと諦める。短期であってもそんなに状況が好転するニュースは見当たらなかったが、それが世の中だと知るしかない。『先物』とは?となるが。

ちょっと横になる。

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5/7~5/8 日経225先物mini 残り 買い0枚 売り3枚

夜間に待つだけの時間に耐えかねて慎重にコツコツと発注した分だけ。明けた日中からいっきに噴き上がるとは想定せず、そのまま買いを置いておければ救いもあったのに・・・。追証回避への余力なしで崖っぷち。

あー、しかし前営業日の終了間際、どうでもいい500円、1000円を獲りに向かっての失態が意味不明。1枚だけでも先行して損切りしておけばよかったのに、それも後悔。次に下がったところで損切りしようとの思惑は緩すぎた。反応の遅さを挽回する機会は一切与えて貰えず。騰がることはあってもここまでとは。経済ニュースは後出しで「織り込み済みで~」と簡単に言ってくれるけど、朝イチからずっと踏み上げる程の材料はどこで拾えばよかったのか・・・。
まだまだ油断はできないと自分で言い聞かせているのに、またもやこういう危機的状況に誘き出される。本当に巧みで恐ろしい悪魔的心理ゲームだと再度痛感。
 
21時30分の北米経済指標が「織り込み済」なのかどうか・・・下手したら終わるが動きようもなく耐えるだけ。

 

預かり増加額 29004円
預かり減少額 24188円 
 5/1夜間終了時点 残り 買い0枚 売り0枚
5月1日は日中で終わり、救済されたままの連休でも構わなかったけど、動いているのだから少しだけと夜間取引き。すると順調。1万円プラスで充分だったのに2万円を超えたから欲が出た。下げ基調と心が決まったところへ「ほら、やっぱり」の強烈な下げ。しかし追いかけても追いかけても下へ逃げられて約定せずに苛立つ。機会を逃してはいけないと平常心を奪われたあたりで反転上昇。
枚数を増やして深追いしすぎは完全に油断。置いて行かれたので、4000円の値幅で前営業日から持ち越していた買い売り1枚ずつもこの際まとめて処分してしまおうと決断。もう朝の4時前で疲れたし折り合い。最後まで耐えていたら結局下の方に戻って来ていたようだが仕方ない。まだまだ気を緩めてはいけない局面だったと思い直す。(5月2日)

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5/1夜・5/7日 日経225先物mini 残り 買い0枚 売り3枚

5月1日の夜間に一時危なくなりかけて3月の恐ろしい日々がよぎった。絶対無理をしないと慎重に滑り出し。1万円プラスで満足だと言い聞かす。しかし順調。2万円、3万円と上乗せされると獲れるうちにと4万円プラスを目指そうとなる。5月1日の夜間に油断を反省したばかりなのに同じ思考に取り憑かれる不思議。そして15時過ぎの下げで大きく伸ばそうと売りで枚数を増やしたら逆。むしろ15時を待っていたかのように噴き上がり、損切りの決断に猶予を貰えなかった。
ほとんど最後まで何の問題もなかったのに終了間際の不用意な3枚を持ち越し、夕方からも含み損拡大で我慢中。


2月・3月損益 2020

 アマゾンプライムでザ・テラー(シーズン1)を観た。連続ドラマでは久々に共鳴できる当たり作品に出会った。最近は自分も死について考えさせられているので、救いはないし暗いし怖かった。しかし、リアルな歴史に少しのファンタジーを混ぜた都市伝説には未だ好奇心が湧く。
 早々に漂う空気感はレンタルビデオDVD文化時代に観た『ジェボーダンの獣』(期待ハズレ)と共通する。そして『八甲田山』、『生きてこそ』の要素も混じるのか。しかし間もなく確立されたザ・テラー(シーズン1)の世界に食い入る。10話分の豊富な時間と制作費、素晴らしい題材に美しい映像、視聴者を信頼して最低限の説明に留める構成、そして役者の力量に惹きつけられてしまい、独立した新鮮なエンターテーメントとして心に収納された。士官の威厳や不安を伝える演技はもちろん、脇役にいたっても焦りや苛立ちを伺わせる指先までの隙のない表現は、役者個人の資質なのか演出指導によるものなのか。カネのあるNHK大河ドラマもこれくらい重たくやってくれたら価値があるけどな。まぁ最近はテレビも遠ざかっているし、知らないところにケチを付けるのはよくないけど。
 ジェボーダンパートは中盤からのミステリーサスペンス要素への転換へ向けて、観る側にこのドラマの受け入れ方のルールを説明している。つまり史実にフィクションを混ぜていく過程での抵抗を忘れさせるギミックになっていると感じるので、レビューにある不要意見は自分には当てはまらない。

 ところで2月から損益を記すことを忘れていたことに気付いた。2月、日経先物でいっきに勝負に出ようとアクセルを踏みこんだところへのコロナカウンター。凄まじい歴史的乱高下とその増幅は絶え間なく、信用取引どころではなくなった。追加の証拠金の振り込みが必要になった回数はもう分からない。その都度に現物も信用も問答無用の処分、もちろん新規建てなど不可。それどころではなかった。
 その道中の日記にも《遭難》と表現したが、この《遭難》とは子供の頃から何回か観た『八甲田山』のイメージが頭によぎってのもの。これからは《立ち往生》と記す時に頭に浮かぶイメージとしてザ・テラー(シーズン1)が残っていくだろう。改めて思ったのは、一度奈落へ転じた運命はどう足掻いたって無駄。株でも人生でも時間の無駄。
 とにかく2月以降、ザ・テラー(シーズン1)の世界のように行く手を阻まれ船を放棄。果てしない未開で危険な徒歩。何もない荒野からの生還を目指している心象。持っていた荷物は捨てた。信用の損益記録は残念ながら中断ということ。

 外に出ると自粛官憲がうろついている・・・シーズン2はあまり興味がない舞台のようで残念だ。他に何かないか・・・。