墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

2023年も掴めなかった

終わり終わり。マウスを叩きつけて終わり。この3ヶ月もこの1年も終わり。

12/4夜間(16:30)~12/5日中(15:15)
日経225マイクロ
残り 売り0枚 買い0枚
松井証券先物OP余力情報より

昨夜の道中、下がり続ける値動きに売りを入れて対応していたが、反発した時間帯に枚数をまとまってしまったので処分をしなければならなくなった。
日経先物指数32990円で返済すれば現金が800円ほど増える計算で、カチカチと注文を入れる。が、すぐに約定で損切りとなる。
「またやった」

建玉が広範に多くなり過ぎての発注ミス。つい先日も返済注文のチェックを入れるべき建玉がズレたまま発注してしまう誤操作を嘆いていたところが、これもまた類似のミスで桁間違いもやりがち。いつもの慣れで十の位だけに集中してしまう落とし穴だが、いずれにしても、この手の作業ミスによる損切りは、十中八九かそれ以上の確率で無駄切りに収束する。
昨夜の場合は、あざ笑うように1分後には真意の32990円を割り込んだ。現金が800円ほど増えるところが1500円ほどのマイナス。ここまでの長期間、もっと大きな額を我慢しておきながら、たったそれだけというような金額も、これが最期の一滴となったようで決壊。気持ちが切れた。
パウエルFRB議長の発言を受け、反転上昇した金曜夜間の日経先物指数の流れを引き継ぐものと諦めて決め付けていた月曜日の朝イチで、リアルタイムで値動きを追えないのに残った余力を使い切って買い注文を入れてしまったが、痛烈に逆を突かた時点で万事終わっていた。
これさえなければその後の値動きは理想通り。それまで残していた買い建玉群のラインを何度も上下にボックス移動しながら除々に切り下げていき、その流れは5日火曜日の日中も夕方からも継続。絶好の機会だったはずなのに眺めるだけの悔しさ。
ずっと高値で繰り上げてきたから、SQ前の利益確定で急落はあるのではと待っていた。昨年の12月のSQ前も段階的に大きく下げていたのも確認していたが、またしてもパウエル議長と煽り経済記事に誘き出されたカタチだ。
この最終週の『諦め』がなければ損失を少なくとも7~8万円は減らせていたから失態は大きい。
またしても人生の縮図をなぞって終えた。
コツコツと3900枚、10万円近い手数料と消費税を払いながら積み上げた27万4000円を投げ捨てた反省は追々。