墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

アメリカの雇用統計は予想を超える伸び。ただ、それを受けてどのような景気判断をして、経済政策を修正するのか、維持するのか。最末端の弱小は時間差で伝わる方向性に従って反応するのみ。
しかし、この手の経済指標には何年経っても毎回毎回、先走って振り回される。

先週金曜の21時30分。まず言い訳をすると、この時間にパソコン画面の前に座れていなかったことが痛い。遅くなってスマホでの対応となったが、この操作が腹立たしい。小さい画面でタブの入力が手間取るし、またしても肝心な時に通信速度が遅くなる。肝心な時だから混雑するのか、クルクルが出て止まるので値動きに付いていけない。指標発表直後の一度目の急落を生かせなかったことで後手に回った。
離され気味になっていた前営業日からの売り建玉を処分する絶好機を逃して悔しんでいるところ、大転換してもう一度戻って来てくれた。
しかし今度は逆に、処分せずに握ったままの方が良いのではないかとの疑心。売り建玉の枚数が少なくして、このまま底へ抜けていかれると追証の危機が再び。その勢いも十分に感じる二次急落。
パソコン画面の前に座って落ち着いて考えられる状態にはなったものの、大きく早い揺さぶりを前にしてそのまま。急な谷底を二度つくられて何も決断はできず。そして、いやらしいのは日付けが変わるあたり。絶妙な加減のフェイントとなって、今度こそ上なのか今度こそ下なのかの混乱がさらに増し、動けなくなった。

10/6夜間(16:30)~10/7(6:00)日経225マイクロ

いよいよ「上」だと分かってから、残してしまっている売り建玉の回収を試みるも遅く、日経先物指数で1500円上にある9月21日から持っていた売り1枚と抱き合わせで相殺。良い手順ではなく、再び売り買い建玉の差が5枚から6枚になり、見かけの利益を付け替えただけで証拠金余力が削られた。
重要経済指標の後の乱高下を経ての方向性に、週明けから本格的に上昇に転じるのであれば、売り建玉を下に残してはおけないとの判断だが、遅すぎて状況悪化。
この時点でも危ないやり方だとの自覚はあったが、まさか土日の間に中東で戦闘。月曜からすんなりと株価回復の展開が続けば下手なやり繰りもカバーしてもらえたが、またまた予測不可な事態で難しくなった。
週明け月曜の始まり方が読めない。もちろん普段からも正しく読めていないが、中東情勢で原油価格が上がりそうなこと以外は、どれ程の影響があるのか分からない。為替と先物は取引があるが祝日ということもあるから余計に分からない。
これでは日記が長くなりそうだったので先に半営業日分だけまとめた。