墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

 うちの近くにも、全国各地の例に漏れず桜の樹が連なる川沿いがある。300メートルほど並んでおり満開。近年の馬鹿の一つ覚えで整備・植樹されたものではないのでその点は良いが、それ故にただの道沿いで、一方通行ではないものの車線はなく車のすれ違いには速度を落として譲り合いが必要な幅の場所もある。公園でもない。
 20年ほど前か、当然にまだまだ自分も周りの人・モノ・景色などから『死』の気配を受け取る感性など持ち合わせていなかった頃、ワンコの散歩でプラプラとその川沿いを歩いていた際、脚に車の付いたベッドと、それを押し引きする人達を見かけた。寝かされたままの生気のない小さなお婆さんが乗っかっていて、この人は残り数日のうちに長かった人生を終えるのだろうということを直感で理解できた。そばの人達がおそらく家族なのだろうが、外の世界では見かけたことのないベッド移動の様子から、もう身体を起こして車椅子に移ることもできない状態のところを、病院にかなりの無理を言って頼み込んだのだろうなと伺わせた。そして桜の下でもガタガタとかなりの無理をしていた。あぁ、大変だなぁと見ながら、病院や施設の元から桜の下まで連れ出されたら最期の区切りということか・・・という何か哀しい情念を知ることとなった。
 そして先日、施設で暮らす父親を久しぶりに家の近くまで連れ出すことになった際、MKタクシーさんが上手いエスコートでその桜並木の横をゆっくりと往復してくれたことで、時が流れて今、自分の目の前にも一つの『順番』が回って来ていることを改めて実感。困惑は売買心理にも少なからず影響が及ぶだろう。

 ちなみにあの20年前、お婆さんを桜の下まで運んで来たハイエースは直後、時期に狙いを澄ませて張りに出ていた警察にまんまと駐禁の取締りを受けることになった。まだ委託業務ではない頃だった。家族はあたふたと懇願するも勿論のこと容赦なく、連れのワンコと「嫌なもの見たなぁ」と言いながら玄関まで戻ったから本当によく記憶に残っている。

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4/4(夜)・4/5(日) 一日先物 ミニTOPIX
松井証券先物OP余力情報より

今日は失敗。朝の9時過ぎから大きく下げたところ、1960ポイント付近で逆張りの買いを入れたのは早まり過ぎ。二番底・三番底と割れて苦しい展開。
久しぶりにミニTOPIXを再開してから、割とストレスなく順調だったけど、いつものやつが戻って来たなという感じ。
完全に精神面だけの問題で、1万円に届きだすとどうしてもそれ以上を稼げそうな気がしてきて、また、稼がなければと焦り出す不思議。
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現在設定している短期の目標
4月1日の夜間~4月8日の日中取引終了までの五営業日
全てプラス収支で終える
その額にはこだわらない
 9806円 〇
⇒2212円 〇

よくプラスで終えられたが自制が必要。金額にはこだわらないという目標も意外と難しい。