とりあえず形だけの手術・入院を終えて家に戻った父親には全く改善の気配はない。外科的要因で足が動かないのではなく脳神経由来で、パーキンソン病の初期ではとの投げやりな診断。本人はリハビリにも乗り気がなさそうで、よってこちらの先も見通しは立たず。
風呂場で転倒でもされると困るのでシャワーチェアを買っておくかと品を探した。介護用のしっかりとしたやつ。今まで自分でその辺の商品を気にしたことはなかったけど品数は多い。市場が大きく力も入れているのか同じシリーズでもグレードが3段階ほど用意されている。程々のモノで構わないが、良いか悪いかの判断もできないので定番のユクリアシリーズのミドルサイズを選択。一応日本を代表する一流企業パナソニックの名が入っているのだから間違いはないだろう。
しかし介護認定を受けたので安く済むなどと、馬鹿なフリをして胸をなで下ろせない。かえって気が滅入る2万4750円。
おそらく日本の一流企業の系列会社製であろう中国産と記載されたこのシャワーチェア自体の価格が高いか安いかは分からない。値を言われればそうかも知れない。ただ、介護事業所を通して購入する金額、要は保険適用を受けるための行政サービス手数料分の上乗せ幅が高い。それが必要なのは理解するけど絶対に高い。
アマゾンでは全く同じ品番が1万2500円(送料無料)だった。一般流通価格からの倍乗せはヤクザ仕事。よくある高齢者負担を2割にするとか3割だとかの議論も意味はあるのかと考えてしまう。だってそもそも保険利用を見越した元の値段の設定が山頂のカップラーメン、という感じ。繰り返すが雛型の書類一つ一件を送る役所仕事にもサービス料が掛かること自体は理解している。疑問なのはその度合い。
よく日本の税収のほとんどが福祉に消えていくと言われるが、正確には福祉に乗じたサービス業からの『再徴収』の非効率に消えている。
介護保険の強制徴収料も、この先に増えることはあっても減ることはない。こんな事なんかでも日々、持続可能な資産形成に猶予はないと承知させられているけど、とにかくもどかしい。
やっぱりゴールデンウィークを前にして仕方がないのか。耐えるだけの重たい動き。
今夜は米FRB議長の会見がある。巻き込まれると面倒なイベントなので下手に入れない。TOPIXも50ポイントくらいは元の位置へ戻ってもらわないと勝負にならないのに、このまま5月半ばまで待機か。しんどいなぁ。
現在の目標⇒6月の期限までに建玉一括返済
=(預かり増加額の合計が評価損益を上回る状態にする)
6月限先物預かり増加額計+347,248円 未確定参考
売買損益160円+金利/配当0円-手数料75円=85円
ゴールデンウィーク中はこんな感じでくりっく株をチマチマと触るだけになる。何もないよりはマシだけど、やっぱりしんどい。