普段の山を背にした暮らしに慣れていると、360度開けた地域に出た時に方向感覚を失います。とある平野でため池を見渡せば、先人の方々の団結や苦労が伝わってくるようで、これまでの人生で知ることがなかった別世界。つまり縁もゆかりもなかった土地に立ってきました。なんだかんだがあって一反の畑を使わせてもらう流れになったのです。ブレンド堆肥も無料でいただきました。とりあえずその堆肥を万遍なくバラす作業だけ終えたところ。
欲を言えば民家からの人目が気にならない場所がよかったのですが、関係のない他人様の家の軒先を耕していきます。よそ者としては肩身が狭いですが、この畑を貸してくれる人からしても何となく使い難くて余らせていた土地なのでしょう。
しかし、せせこましく鉢を並べているだけの庭のない家の周囲からは発展、本格的な果樹栽培への第一歩。
今後どうなるのか、成り行きにまかせてみます。
庭なし家庭菜園日記