全国屈指の衰退地方都市の最深部で足首を捉まれていると、何もかもが幻だったような錯覚に陥ってくる日々だが。
１０日夕方のニュース、東海テレビから。
横転したトラックの積み荷にあったコンクリート片がぶつかってきて、乗用車を運転していた男性が亡くなったという。どこかへの目的があるから高速道路を利用していただけだろうに、まさか途中でこんな事故に巻き込まれるというか、呼び寄せられて死んでしまうなど想像も出来なかったことだろう。早急に片付けを済ませた現場では、何事もなかったかのように車が往来して行くことになるから対比がつらい。
それにしても、ほんの一瞬の差、タイミングの前後で生きると死ぬの大きな違いをもたらすから人生とは呆気ない。
もう遠い昔のことになってしまったが、表層的な見識や文字面ではなく本物の体感として、同じ日本人ながらも産まれの違いや身分の差というものを強烈に教示してくれた一歳年上のＳという友人がいた。
本来ならば、お互いに会話などすることなく一生を終える間柄だったろうが、何かの間違いか気の迷いで立っていたロンドンから南東、ケント州という一般的ではない場所でふいに出会ったということもあり、〔あれ？ひょっとして日本人か〕という珍しさで、見るからに高級な缶に入った飴を差し出しながら声を掛けてきてくれた。
それから定期的に顔を合わすようになっていったが、Ｓは苦労なく親から高級外車とマンションを買い与えられて遊んでいる層の人間。趣味に興じるその生き方は、自分などからしたら「はえ～」と驚くばかりだった。こんな世界観もあるのかと人生勉強になった。Ｓからしても、こんな低レベルな人間もいるのかという好奇だったかもしれない。
ちょっとしたことだが、ある夕食の時に同じテーブルを囲むイギリス人にチラッと目線をやり、「俺は気にしないけど、一応これが居るから」と、下賎の無作法を指摘して直してくれたことは一生ものの感謝だ。
そんなＳは小柄で別にイケメンでもなかったが、パリっとしたコートを羽織って気取っては一応サマになり、嫌味がなかったのは育ち方だろう。それで割といい女を連れていたが実際にスマートさはあり、「いいじゃん、一緒に行こうよ。乗っていけよ」などと分け隔てない感じで軽く誘ってきてくる人柄だった。東京の人間って本当にドラマの台詞みたいなイントネーションで喋るものなんだな・・・と思いながらもありがたいことだった。
しかし、残念ながらその後の人生で長い付き合いとはならなかった。Ｓは東名高速を上位クラスのフェラーリで走行中、前方車の積み荷から落下したコンクリート片の直撃を受けて壁に激突。まだ２０代半ばにして突然に亡くなってしまった。最終的な死因は焼死ということだった。まさかそんな嘘みたいな話があるのかと、悲しいよりも唖然の当時。
不運な事故のニュースをたまたま動画で閲覧、パソコンの前で腕を組んだままアレコレ、昔の光景を少しだけ思い出すことになったわけだが、耳に残るあの頃のエンジン音も、どこまでが現実のことだったのか。人生は「まさか」「まさか」の連続で、もはや全てが幻想だったかのようだが、リアルタイムでの「まさか」の縮図は目の前の指数先物取引か。
食料品の高騰分をセルフでカバーしようとしているだけなのに何でこうなる。
日経２２５にマイクロが登場してからしばらくは上手く立ち回れていたのに、全く勝てなくなった。
それでも数営業日前まではトントンで持ちこたえていた。状況を悪化させまいと動かずに待機に徹していたが、そのまま一気に連れて行かれた。
今節はというより今年からは、絶対に追加入金をしないと決めて無理をせずに流していたはずだったのに、際限のない上昇により強制決着。
もっと取り組み方、考え方を調整していかないと敵わない。
現在設定している短期の目標①
日経２２５マイクロ１枚
もしくは２枚まで
それ以上の追加入金はしない
一週間を目処に現金を１万円増やす
※短期での決着は失敗
１/１６(夜間)～
１１１２円
１５６０円
１２６０円
０円
４６８円
９３６円
１５２０円
８０８円
４０３６円▲
９０２円
２６２円
７８円
１２６４円
６５８円
１２８２円
９６４円
１２０４円
０円
０円
４７４６４円▲
増加額計 ３７２２２円▲
どうせ薄い資金しか用意できないけど、しばらくしてから戻って来る。
一週間ほどミニマムなＦＸを売り買いしながら考え直すつもり。
それと、そのミニマムなＦＸの方でも、持ち越しているドル円の売りに対して１ドル１５０円を超えるような展開で攻め立てられているので、そこの環境整備を優先。
