墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

今回のジャクソンホール会議及びパウエル議長講演は無風通過という触れ込みではなかったのか。
ある証券会社のレポートによると既に株価は織り込み済みで高値を試しに向かうとの見方で、TOPIXで言えば1962ポイントの売り建玉を持ち越していた自分としては意外。しかし、同じ論調の他経済記事と実際にスルスルと上昇を続けるダウ・ナスダックの値動きを前にすれば、それを振り払うだけの能力も自信もない。
重心を「買い」の方に移したその結果、

8/26(夜)・8/29(日) 一日先物 ミニTOPIX
松井証券先物OP余力情報より

ぶん回されて叩きつけられた。所詮無料レポートや無料記事に流される弱小の憐れ。
月末のカード引き落し通過してから次節に挑む前、手堅く単発で通常の指数売買をこなしておくつもりが、迂闊にも計-36,456円の資金を削られてしまう始末。貧乏人がせっかく無理して10万円の入金をしたのに。

とにかくパウエルのおっさんには毎度毎度痛い目に遭わされるばかりで、日本時間27時過ぎに始まる恐怖が染み付いてしまっている弊害。今回はいつもとは違う会議であって23時過ぎから、しかも想定外のタカ派発言をしていることに気付くのが遅れてしまった。この集中力の欠如が傷口を大きくしたうえ、さらに後手に回る要因にもなった。
それでも苦闘を続行。何事もなかったように元の値に戻る展開に期待と警戒。何回か見せるその兆しに益出しと損切りを重ねるが、どうやらTOPIXは1960ポイントの上に抵抗線。この先までは連動しない模様。
1960ポイントのラインは固そうだと判断したのは、やはり急反発のタイミングが来るとのイメージが出来上がってしまっていたからか。引け前1時間での急騰は頻繁。
しかし金融引締め継続の追撃コメントも発せられたこともあってか、逆に抵抗線を割り込み一段と急落、トドメの一撃に諦めの境地で一括返済。往復ビンタではなく単純に2段階で同じ方向から殴られたカタチ。
大手機関は買い越しているとのことで、ならば今夜のニューヨーク開場を待って上昇一途に転ずるということか。滅茶苦茶難解な揺さぶりだ。

ノーカンと言うには大きすぎる打撃を受けたものの、気を取り直して予定通り、カードの支払い日をクリアした今夜の営業日から新節。結局一日先物1枚分の証拠金しかなくなったが、やっぱり持ち越しはやめておいた方がよいと再確認。