墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

 信じられないが現実。あまりに過酷な爆発炎上。
 ざっと十二日間で6万円を元手に6万円を稼ぐという目標を掲げていたら、六日間で数字をクリアしてしまい、何か妙にそわそわとした気になっていたことは間違いない。
 昨日の18時から19時あたりの時間帯は指数に全く関心を向けずに梨の生育などをチェック、体を洗って鮭を食べてYouTubeをザッピングしながら茶を飲んで、日記を上げた頃にNYの開始時間。
 バーガーキングのアップルパイで気を逸らし、売買に前のめりに突っ込み過ぎないよう心掛け、警戒して距離を空けていたつもりだったのに、知らぬ間に森の中に足を踏み入れていたのであれば恐ろしい。

5/18(夜)~5/19(日) 一日先物ミニTOPIX
松井証券先物OP余力情報より

一日先物でなら2枚建てられるまで証拠金に余裕が出来ていたけど、それを近くに並べないように注意して回していた。
それがNYが一旦下げて始まった動きを見送った後、ふっと全てのストッパーが解除されて1875,5ポイントと1876ポイントで買い。足を揃えてしまったし入る時間も早い。さらに上昇を疑っておらず、益出し注文の値幅を拡げる変更注文を加える始末。日付けが変わるあたりから大暴落。
今日は負けだと受け入れると同時に、握ったまま最後まで行く覚悟。深夜にマウスやタブレットを叩きつけたくないので、大損切りをした直後に反転されるアレだけは避けたいとの思い。しかしその選択すらも断続的に裏目。もはや逃げられない。2万円では許されず3万円のマイナスまであるのかとの絶望までもあっさり突破され、置き捨て反対売買での抵抗も虚しく、結局引けまで一辺倒の底なし沼。弱りきった日中も引け間際に振り回されて、結局5万円のマイナスで愕然。

現在設定している短期の目標

5月26日の日中取引終了までの十二営業日
元手の6万円を倍にする
絶対に無理をしない
  7,778円
 21,562円
  7,150円
  5,155円
 20,927円
  2,420円
49,370円 
計15,442円

順調だったのに何でこのような大失態を犯してしまったのかを考えると、おそらく前日の1万円近くの損切りをした時点が分岐点。パウエル議長発言後の値動きに対する判断間違いをストレスと共に受け入れて清算を済ませたということで、今回の発言を受けての各指数の荒れ相場は一旦やり過ごしたという心理的バイアスが生じ、迂闊に油断を招き入れていたのではないかと思う。
一日信用ではない1873ポイントの売り建玉だったので、持ち越していればそのまま利益を得られたのにとの見方もあるけど、一方で持ち越さないのも一つの危機回避ルートでもあるので、やっぱり技術面というより心理面の影響の方が大きい件だったのではないか。
いずれにせよ、恐ろしい指数先物取引に向き合う為には強さと繊細さを持って平常心を保たなければならないことに違いはないし、毎度毎月現れてコメントを出す度、時間差攻撃も含め面倒な値動きを生み出すパウエルのおっさんがとにかく駄忙。