墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

ピリカレー完

 ここの日記も書きっぱなしで振り返っていない。だからいつ頃だったか・・・ピリカレーについてタイトルを付けて残したことがあるはず。まぁたいした話ではないので過去記事の検索で確認するまでもなく、内容量が減ったという嘆きだったと思う。
 どこか懐かしくて旨いピリカレーは売り場によって内容量に幅があるのが特徴だった。ネットを検索するとピリカレーを嗜好する人は多いらしく、内容量に関して「また減った」などと残念がる記述を多く目にしたが、100円ローソンでの購入に触れている人はいなかった。

 同じ100円単価でも、85㌘の袋もあれば100円ローソンのように130㌘の袋もあったピリカレー。ステルス値上げ横行の流れになぜか逆らったままの100円ローソンの大容量版を買いだめしておき、カリカリポリポリと箸でつまみ喰いしながらNFLの試合を観る時間が貧乏人の『豪遊』だった。とにかくなくならないから一試合のアテを持続できる安心感。
 それが遂に100円ローソン版でも110㌘に減量されることになっていたが、令和においては生きている化石の部類。その時点でも十分に納得していた。それからまたしばらくの間、100円ローソンからは遠ざかっていたがどんなものか。

    

 夏の暑さもいよいよ過ぎ去った9月のことだけど、NFLのシーズンも開幕したし、反射的にピリカレーを食べたくなって100円ローソンへ。厳密に言うとこの間も55㌘・75㌘版のピリカレーは別のス-パーで単発購入したことはあった。だからピリカレーの風味というよりは100円ローソンでのピリカレー事情も気になった部分。


 結果、一応は今もピリカレーは並んでいたが通常版のものになっていた。100円ローソン専売の大容量版はいよいよ取引がなくなったのだろう。

  

 たかがピリカレーされどピリカレー。平成時代の消費マインド、一番端っこの最後の欠片が崩れていたことを確認した。

 それにしても100円ローソン。100円ローソンの通路は陳列の圧迫により狭い。同じタイミングで店内にいた汚い手ぬぐいを腰にぶら下げた男と接触しないよう、何か適当に買い合わせを選ぼうとしたら別の小男が入店してきた。その姿をみて大袈裟に驚くことなどはしないが、これがまた汚く、その皮膚が擦れて病的に爛れている。ボリボリと首筋を掻きながらズンズンと進んでくるが、紛いなりにも食べ物を扱っている場所を共有したくないと思い、先にレジを済ませようとピリカレー以外の物を選ぶのを止めて店を出た。その際には茶色い染みが目立つシャツの男と入れ違いになった。
 強制的な再開発により建物も人も別世界への漂白が進むこの時代、地元JRの駅へと続く界隈も例外ではなく、せいぜい100円ローソンだけが異世界への入口として残されているかのようだ。普段はどこで潜んでいるのか、もはや公園でも見かけることはなくなった浮浪者をピンポイントで呼び寄せている。身なりがだらしないとかの次元ではないホンモノの人達だが、高級化する駅の近くでは食料品を調達できるような店がもう他に残されていないのだろう。そのことにハッと気付かされた。

 店から出る直前から足早になったのは、うっすらと覚えた恐怖から遠ざかろうとした本能的なものだと思う。ひょっとしたら自分の将来の可能性を予見した光景かもしれない。
 勝ったためしがない。この先、これまでのような売買を繰り返すことしかできないのであれば、店の前で買ったばかりの菓子パン一個を貪る姿を晒している自分の姿も大袈裟ではなく現実的ではないか。
 もう大容量ピリカレーはないのだから、うちの駅近の100円ローソンへ寄る用はない。その方がよいだろう、なんか怖くなる。

10/4夜間(16:30)~10/7日中(15:15)
日経225マイクロ
持ち越し 買い1枚 売り2枚

金曜夜間の米雇用統計を受けて爆発したままの日中の日経先物指数。しかし、そのまま上値を試しに昇っていくことはなかった。
これは元のラインに戻って来る可能性もある。


下で待つ。

現在設定している短期の目標
日経225マイクロを売買
証拠金は1枚分だけ
デイトレで完結させて建玉を持ち越さない
(早々に失敗をした)
9/30~10/1 2,230円
10/1~10/2 2,012円
10/2~10/3 5,450円
10/3~10/4 2,
346円
10/4~10/7 1,640円

増加額計 今節は意識を
しないようにする
評価損益 -16,633円