■ - 墓場の裏から視ていた

　しかし今回の奈良県の知事選挙ひとつに目を向けても、もはや見せ掛けの近代選挙制度は破綻していると考えざるを得ない。
　とにかく消去法もどん詰まりで、うちの選挙区で与えられた選択肢は実質三つ。中共革新、宗教Ａ、宗教Ｂのどの輩に上から目線で銃口を向けられたいかと言われても苦痛。

　当然低投票率で圧倒的大多数の意見はどの野郎も不要。この場合、権利の放棄と都合よく喧伝されるが、否定票が用意されていないのだからあたらない。参議院が不要という意見がある程度の説得力を持つのであれば、悪意を持って制度の瑕疵を突いてくる勢力が出てきている地方議会も大概は不要。
　賛成票ではなく否定票が欲しい。あちら側の政治(宗教)活動はメディアも使い、こちら側の市民生活に対し、あれが問題これが課題と否定してくるのだから対等ではない。