墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

22年8月① マメナシではなくヤマナシ

いくつかある裏山の散歩ルート、そのうちの一つ。この先は行き止まりで棄てられた神社が佇むのみ。
歩く人影は他にありません。
ふと、これまで全く気に留めることはなかった斜面に梨/ナシによく似た葉っぱを見つけたので写真を撮りました。


ネットで調べてみるとマメナシというものがあるらしく、しかもそれは特別天然記念物とのこと。これがよく似ている。

そっくり。
まさかこんな近くに世界に400本もない貴重な樹が生えているなんて!と喜んだのも束の間。
別に珍しくはないヤマナシというものもあるらしい。これもそっくり。


マメナシとヤマナシ。
何でもすぐに調べられる便利な現代においても、さすがにニッチ過ぎるのか具体的な見分け方は検索でヒットせず。


改めて観察に向かって少し見回すと、ややこしそうな法面で踏ん張っている同種を少なくとも5本確認。
特別天然記念物がポンポンとそこら辺に生えていたら大変なことなのでヤマナシということでしょう。葉っぱを凝視したところで違いが分かりません。
今のおいしい梨/ナシにも原種があり、太古から変わらず存在していたことを初めて知ることができました。