墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

あぁ、もう閉店から10日も過ぎてしまったのか。早いな。


いつまで営業を続けるのだろうかと心配になりながら毎日確認をしていた街中華の店。
ついに張り紙が出されてからだと一ヶ月か。
よく頑張ってくれたと感謝しかない。

長患いの父親にも、ついににその時が来たかと覚悟を決めては戻って来るという繰り返しにより、こちらの体調がおかしくなってしまったこの一ヶ月間。
病院からの電話が時間不定期で襲ってくるから疲弊。文字どおり襲ってくるという感じ。
そして相場や日記どころではなくなったこの期間が、生まれ育った地元の100年間が否定されて姿を変えられていく終焉のはじまりと重なるものだから、もう自分も死んだ、殺されたような心身となり耐え難い。
12月になったがいまだ父親の決着はついていない。しかし、最期の最期まで抵抗した街中華と同様、あっという間に10日も過ぎていたと自失して振り返る場面が訪れるのは絶対。
恐怖だな。