始まってしまった第27回参院選。三年前と同じく今回も参政党に投票する。
投票の判断基準の一番上は既存の政党ではないこと。答えが出てしまっている既存政党と違い、答えが出ていない政党に期待するしかない。
答えとは何か。それは各々がどのような地域に暮らしているかによる。同じ行政機関に相対していても見え方が異なってくるので難しい。全国屈指の衰退地方都市という表現をこの日記ではよく用いているが、それも勝手な誤認であるのかもしれないし。
昔(スマホなどない時代)に配達の仕事をしていたこともあり、特に市内の真ん中あたりの区域などでは路地から路地に抜道から近道はすべて、どの家にどんな人が住んでいるのかなどもアタマの中に入っていた。〇区と〇区と〇区で俺が通ったことがない道はない!などと、どうでもよい低いマウントをとっていたりもしたが、そんな自分が電動アシスト自転車に乗るようになって遠くを隈なく徘徊できるようになったり、郊外に畑を借りることになって往復するようになったこの一年、同じ市内にこんなにも異なる生活圏があったのかと改めて知り驚いている。羨ましい意味で「まるで空気が違う!」
これが外に出てそれぞれが「どこの出身ですか?」などと聞かれ、みんなが同じく「〇〇市です」と答えていることを想像すると、いやいやいやいや......おかしいおかしい。まったく共通項を見出せないヨソ者同士なのだが、お互いに。
全員にバレないようにするため設定されている時間差なのか。何と言うか平成時代の流れのままで赦されていて、令和時代の魔の手に追いやられていない街。そんな街も市内にいくらでもあるのだなと感嘆。もしもそういった平穏な街に暮らす人達に「このままだと危ない」などと鬱な事を訴えても「?」だろう。参政党などを持ち出せば、かえって改革派と勘違いされそうだ。
もう何年も前から生まれ育った街に不穏な気配を感じとっていた自分ですら、その想像と覚悟を上回ってくる現実に戸惑いを加速させられているくらいだから、狡猾なヤクザ行政がもたらす先に直面してみなければ、これは口でいくら説明したところで伝わらないだろう。どこで暮らして何を見ているかは人による。
ただ自分の見ているままを一票に引き換えるだけだ。現状に違和感のない人達はこのまま既存政党に白紙委任を続けて10年後を待ってみればよいと思う。それも正解だ。懸命に生きてきた自分達は家畜だったと答えを知ることができる。
