墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

 うちの家族は自分が小学生の頃から機能不全を起こしており、その先の結果、この衰退地方都市の底で生活拠点がバラバラに三箇所設けられた状態となったままで昔から現在に至る。
 遠くない将来、近いうち、これらの負動産が金銭的にも精神的にも重くのしかかる事態は避けられず必定。恐怖に慄いている日々。
週末に楽天のカードが見付からなくて、探しても探してもどうしても出てこない事態に。このような場合、どこで置き忘れているのかの心当たりも疑心も無駄に三倍となり、もう蒸し暑い中で行って帰って大変だった。
 洗濯機にはめ込まれているクズ取りネットにスッポリと上手に隠れていた。だから何回も洗濯機を回していたけどカタカタと音が鳴る事もなく、干すために取り出す際にも目に付かず、洗濯槽にはないとの意識の誤誘導にも繋がっていた。


 もう大変だったので最後にまさか・・・と思い、ドラムの暗がりを手で探り、固く薄く四角い感触を得た瞬間の感動には、二日経ってもまだ浸ることができる。
 


突然に狂い咲きをした昨年の反動で色まで落ちたサボテン。毎年五月の後半に咲かせていた花は今年は見られず。しかし、くだびれた状態の根元からポツンと生えてきた子株が急成長。


昨年の段階で一足早くポツンと生えていた子株。小指の爪より小さいくらいだったけど、本体の弱り具合からこのまま一緒に枯れてしまわないかと心配になり、冬前に切り分けて土の上に置いていた。
一時は茶色になり、やっぱり早過ぎだったかと諦めかけるも緑色に復活していたが、ここへ来て根も張り出した。これまではコロコロと転がっていたけど動かない。
今年になって生えてきた上記子株に成長度合いは追い抜かされたけど、もう大丈夫だろう。この小鉢に3つ並べようと思う。


45㍑の豊水も順調。しかしこの枝は流石に摘果が必要。素人でも判る。22/6/26