墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

 お年寄りもこの暑い中、身体を引き摺り、杖をついたりカゴを押したりしながらでも頑張って生活をしている。買い物袋を下げてモタモタと車道を渡る姿など、間に合うのかとヒヤヒヤして車の往来を気にしてしまう。
 この数年はそんな光景を目にする度『うちの父親もいずれ順番でああなっていくぞ』と、少しずつ覚悟はしてきた。厄介だけどこれはもう誰もが順番だから仕方がないと。
 しかしまだ去年の夏のある時などは、家に戻ると瓦屋根に上がって荒天で微妙に角度がずれたBS/CSアンテナの調整をしていたので、危ないから一人の時に屋根に登るなと注意したほどだった。そこから一足飛ばしで一年後には一人でトイレにまで辿りつけなくなっているなどとは考えなかった。まさか順番を抜かしやがるとは。
 買い物どころか家の前の散歩さえ不可能。立つのがやっと。パーキンソン病かキランバレー症候群か知らんが手術も薬も全く効果なしのまま。

f:id:GIONN-SOMIN:20210730155046p:plain

7/29(夜)~7/30(日) ミニTOPIX 松井証券先物OP余力情報より

f:id:GIONN-SOMIN:20210730155557p:plain

7/30(日)終了時点 残り 買い17枚 売り16枚

昨夜は信じられない失態。もはやこの愚かさは病的。
月末・決算発表の週末相場へ向かうのに、なぜ我慢ができないのか。しかし日付けが変わるまでは耐えていた。TOPIXは1930ポイント台で膠着。1920ポイント台の多く買い建玉を持っており、そこを動かしたいのに手も足もでない。だから手も足もださずに耐えていたのになぜだろう。ふっと誘い込まれる瞬間がある。建玉を跨いで置き換えられる訳でもない1934ポイント付近で意味のない400円500円を掴みにかかった瞬間、暴落のスタート。日中にかけて評価損益を2万円~3万円ほど削る機会を逸し、逆にマイナスを増やして戦意喪失。
もはや精神力の勝負なんだけど、オムツを抱えて焼き落とされていく街を歩き、身体が動かない父親を訪ねる夕暮れ、そのまま何やら自分にも死線が近づいて来ているようで真夜中に危うい。

 そもそもの今回の目標  
 ①建玉はその1日の営業日内で処分する
 ②6月25日の日中取引終了時点でプラス6万円
⇒11/11営業日経過時点 (プラス82,298円)
目標を達成できず、建玉処分も保留へ
⇒22/11営業日経過時点 (プラス188,760円)

延長保留中にまたしても大失敗、目標をさらに最低のラインまで切り下げ、建玉の一括返済を目指し、その場合に1万円だけでも残せる圏内に入れるよう抵抗を続ける。期限は未定も1営業日でも早く終わらせたい。
⇒34/11営業日通過時点    (プラス279,306円)