墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

 「市場を混乱に陥らせる動きがあるので監視を強化する」旨の大臣のコメントがニュースとして伝えられたが、個人から言わせてもらえば混乱させているのは(各国)政府筋の介入の方。少なくとも余計な拍車をかける片割れには違いないはず。それが同時に警察機関も気取られては、つくづく政治なんていうのはヤクザな商売だと嫌気。
 外に出て玄関先、近所、株をやっている事を知って気にしてくれている80過ぎのおじいちゃんが「今日はすごく騰がっているらしいけど、よかったね」と笑顔で声をかけてくる。別に上でも下でも構わなくて問題はその大きな値幅だと以前から立ち話もしていたが、どうやらその辺の理解はもらえない。まぁ向こうもあいさつがてらの軽い会話が目当てだろうし笑顔を返してATMに向かうだけ。
 しかし全国津々浦々、株なんか分からないしニュースもNHKにかじりついているだけの人達もたくさんいて、そういうちゃんとした人達には、各々のメンツを保つ行為も頼もしいばかりの実行力とだけ映るだろう。それぞれの立場上「注視」だけしておく訳にはいかないのは当然。ただ、「躊躇なく」が必要だとはいえ江戸時代の火消しみたいに破壊的ではなく、もう少しだけソフトに調整はできないものなのか。市場原理をボロ長屋のごとくぶっ壊しすぎ。
 今日は巻き込まれる程の近くで凄いものを見た。特に15時前の引け際は圧巻で理屈抜き。唖然。これまでの数々の経済政策なんか時間と給料を稼ぐ茶番だと知った。その気になれば30分で集中して片付けられるハナシ。高齢化?少子化?福祉?医療?無償化?消費税なんか必要ない。実は国の機関にはカネもチカラも有り余り過ぎる程に十二分。心配無用を確認して終わった。