墓場の裏から視ていた

孤島に屍骸、それの横に落ちていた日記。株の事とかを記録してある。

 最近あった「上級国民騒動」が道理の通ったものなのか、只の因縁なのかの技術的な判別は知識不足だが、明らかな意図は絶対に存在するだろう。
 医科大の裏口入試は、日大アメフト部員のようにカメラの前に引きずり出される事もなく、医療現場での性別格差に簡単に問題をずらされて消えた。
 「上級国民」の死亡事故ひき逃げ未遂は、車の運転の是非という高齢者全体の問題に薄めていくようだ。いずれにしても、視線を逸らさせる程の白々しい芝居の能力が、テレビをはじめマスコミ界隈での人生を保障してもらう為の要件らしい。
 今、例えばプロ野球選手や大相撲の力士が薬物で逮捕されたら、どれだけの報道になるだろう・・・。家族の在り方・教育の在り方・国民の人生の在り方に制限を加え、法律の作成を通じて国の在り方を整えていく官僚が、また覚せい剤で逮捕されたらしいけれど、この話題は今の所、ほとんど皆無で形だけで済まされている。
 以前何処かの本で読んだだけだが、山口組が覚せい剤を禁止としているのは、表向きにエェ格好を示している訳ではなく本当なのだそうだ。下の者に覚せい剤を使われると、そいつは自分の利益の為に上にも平気で嘘を付くようになり、他人の事より自分の都合だけになってしまい、別に任侠精神がどうとかの理由を言っているのではなく、単純にヤクザの仕事で筋が通らなくなってしまうからだとか。
 ともかく、同じように知らない人間に関する報道であっても、本来ならば半分引退状態の芸能人と、同等かそれ以上の報道がなければおかしいのに何故だろう。利益誘導の為の嘘や改ざんがあってはならない職場。大相撲問題への飽きるほどの追求の言い訳に「相撲協会は公益財団法人として我々の税金が負担されているから」と訴えていたマスコミは、普段から社会問題や社会正義の捏ね上げを本業とし、社会の関心を造り上げる為の演技は手馴れている筈なんだけれど。
 「上級国民」を指摘した人達は、納得しているのかな?前回はたまたまの騒動だったか。

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5/29(信用買い・売り・計)

入口も出口もタイミングを逃した(3092)ZOZOのポジションを、座り直す為に解消しただけ。他も抜けそうで抜けない。今日もジリジリと我慢するだけ。明日は1万円は獲れそうな気配もあるが、当然望みはもっと大きい。6月のスタートを切らして欲しい。